童話屋

この小さな絵本から「のはらうた」が生まれるなんて、一体だれが想像したでしょう。
登場するのは こぶたはなこさんと、こりすすみえさんのふたり。作者のくどうなおこさんは、はじめから、登場する二人に姓と名をつけました。もうここから、「のはらうた」は始まっていたのです。
仲よしの二人がお弁当を作って、ピクニックに行って、遊んで、食べて、あー楽し!

さてこの絵本には当初、「さんぼんまつタイムス」という、小さな新聞のおまけがついていました。
その第1面に、「折々のうた」ならぬ「ときどきのうた」というコラムがあり、こねずみしゅん君がここに四行詩を書きました。
それが、いまはあまりにも有名になった「どんぐり」という詩で、最初に生まれた「のはらうた」でした。
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