童話屋

■≪いじめさよなら会議≫のきっかけ

運動のきっかけは、編集者・田中の「詩の授業」です。
子どもたちから聞いた「いじめ」の話は、想像を超えてすさまじい内容でした。
そこで小学校の先生方と相談して、「いじめ」の詩を子どもたちに書いてもらいました。中学生も書いてくれました。
子どもたちはいじめを詩に書くことで明るい表情になりました。
「いじめ」を詩という文型に吐き出すことが、子どもの気持ちを楽にさせたようです。

■いじめの詩を書くのは谷川俊太郎と子どもたち

谷川俊太郎さんにその話をしたところ、「いじめ」の詩を書いて子どもたちの詩と一緒に詩集を出そうというアイデアが生まれました。子どもたちでも楽に買える≪300円詩集≫がいいということになりました。
そして、「いじめさよなら会議」という夢の企画団体が生まれて、そこに朝日小学生新聞と朝日中学生ウイークリー(現・朝日中高生新聞)の編集の人も加わって、谷川さんの詩を連載し、さらに子どもたちの詩を募集して、新聞に載せようと、話がまとまりました(2014年7月よりスタート)。

第1巻には80頁の本文に、谷川さんの書き下ろし「いじめ」の詩3編と、子どもたちの詩39編が入っています。
この連載と詩集を皮切りに、全国各地で、いじめさよなら運動が始まることを期待します。


おとなしい巨人
        谷川俊太郎

ぼくはおとなしい巨人になりたい
あいつが来たら突っ立って
あいつの前にただ突っ立って
黙って山を眺めてる

カラダはチビで弱くても
ココロは大きく強くなれる
ココロの巨人の相手は自分
自分に負けない巨人になりたい

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