童話屋

画伯・安野光雅が詩人になった、ユニークな企画。

詩といっても詞、詞というより歌。その歌というのは学校の校歌、寮歌、応援歌。それも、のはらの学校の校歌とは!

めだかや雀に学校があって校歌があるのなら、ガマ蛙やこうもりや山猫にだってあっていい。私立蝦蟇(がま)高等学校なら、こんな感じ―。

前を流れる桜川
後ろは深き筑波山
蓮咲く沼のほとりこそ
わが故郷の誇りなれ

痔の妙薬といつわりて
がまの油をこねくりまわし
あるは刀の刃をとめて
人をあざむく悲しさよ

合計34校の歌が作られ、学校ごとに校章がデザインされ、各学校の生徒が一堂に会して、高らかに志の歌を披露する祭典が開かれるというシチュエーション。安野光雅、怪作中の怪作です!!
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