童話屋

思えば遠く来たもんだ
此の先まだまだ何時までか
生きてゆくのであろうけど
・・・・・・
なんだか自信が持てないよ
           (「頑是ない歌」より)


悲しみのエイリアンのような詩人、中原中也。
中也の存在そのものが悲しみなのでしょうか。
いつの時代も、若者を惹きつけてやまない劇薬のような中也の詩が、
いままた、閉塞状況にあるわたしたちの心に忍び寄ります。
本書には、

悲しき朝/生い立ちの記/サーカス/羊の歌/春日狂想/一つのメルヘン
骨/頑是ない歌/月夜の浜辺

など、40編の代表作を収録しました。
ページトップ