童話屋

~これは一冊の詩集であり、詩の絵本でもあります~

「詩に絵はいらない」と思いつづけていましたが、八木重吉の詩集に取り組んで十年。
当時の編集は実りませんでした。
そこに井上ゆかりさんという画家が八木重吉の詩に絵を画いて現れました。
絵は、みごとに八木重吉の詩の心を描きあげていました。
いい絵が画文一体となって物語を描きすすめるのと同じで、詩は絵を誘いだし、絵は詩を語っているのでした。

本のサイズはこれまでの詩文庫と同じ大きさですが、112頁・全48編の収録詩がフルカラーです。

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◎詩人 八木重吉(やぎ じゅうきち)1898年東京生まれ、29歳で夭逝。
短いいのちを予知して恋も詩作も激しく、「美しいもの」をひたすら見つめて美しい詩を遺しました。

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