- ぼくは赤ちゃんがほしいの
- シャーロット・ゾロトウ 文
ペネ・デュボア 絵
みらいなな 訳 - 17.7×12.6cm・32頁
定価(本体 1,250円+税)
ISBN978-4-88747-074-3 - 楽天ブックスで購入する
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ウィリアムは、男の子ですが、人形が好き。
「そんなのおかしいよ、女の子みたい」とみんながからかいます。父さんも、バスケットボールや電車模型をすすめますが、ウィリアムはうれしくありません。そこで、おばあちゃんに訴えると、夢にまでみた人形を買ってくれました。
不満そうな父さんに、おばあちゃんは「ウィリアムはもう父親になる練習をしているんです。それはとても男の子らしい遊びですよ」とたしなめます。
ゾロトウさんは若いとき、ある父親が三歳の息子におもちゃのピストルを買い与えて、「男の子には、小さいときから銃になれさせないと」と言うのを聞いてショックを受けました。それではまるで子どもは兵士の予備軍ではないか--、憤慨したゾロトウさんは、その対極にあるシチュエーションを絵本に描くことにしたのでした。
「そんなのおかしいよ、女の子みたい」とみんながからかいます。父さんも、バスケットボールや電車模型をすすめますが、ウィリアムはうれしくありません。そこで、おばあちゃんに訴えると、夢にまでみた人形を買ってくれました。
不満そうな父さんに、おばあちゃんは「ウィリアムはもう父親になる練習をしているんです。それはとても男の子らしい遊びですよ」とたしなめます。
ゾロトウさんは若いとき、ある父親が三歳の息子におもちゃのピストルを買い与えて、「男の子には、小さいときから銃になれさせないと」と言うのを聞いてショックを受けました。それではまるで子どもは兵士の予備軍ではないか--、憤慨したゾロトウさんは、その対極にあるシチュエーションを絵本に描くことにしたのでした。