- あたらしい ぼく
- シャーロット・ゾロトウ 文
エリック・ブレグヴァド 絵
みらいなな 訳 - B5・32頁
定価(本体 1,200円+税)
ISBN978-4-924684-58-4 - 楽天ブックスで購入する
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主人公は、少年の「ぼく」です。
ある日のこと、「たしかに ぼくは ここにいるんだけど そのぼくは ぼくじゃないみたいなんだ」と思います。
そうなるとじぶんの部屋の壁紙もこどもっぽく見えるし、ともだちが来ても、ビー玉遊びなんかしたくない。
「また遊ぶ?」と聞かれても「たぶん遊ばない」とそっけない。部屋のおもちゃももういらない。
それまで面白いと思わなかったことに興味がでてきて、図書館で調べてみたくなる。
おもちゃをぜんぶ箱の中にしまうと、なんだかさっぱりして
「ぼくは いま ここに いる
ぼくは―
あたらしい ぼくなんだ」 と思います。
子どもが自己実現に向かって成長する一つの段階、「ぼくは ぼくじゃないみたい」な体験を、鮮やかに描き切った傑作。
ある日のこと、「たしかに ぼくは ここにいるんだけど そのぼくは ぼくじゃないみたいなんだ」と思います。
そうなるとじぶんの部屋の壁紙もこどもっぽく見えるし、ともだちが来ても、ビー玉遊びなんかしたくない。
「また遊ぶ?」と聞かれても「たぶん遊ばない」とそっけない。部屋のおもちゃももういらない。
それまで面白いと思わなかったことに興味がでてきて、図書館で調べてみたくなる。
おもちゃをぜんぶ箱の中にしまうと、なんだかさっぱりして
「ぼくは いま ここに いる
ぼくは―
あたらしい ぼくなんだ」 と思います。
子どもが自己実現に向かって成長する一つの段階、「ぼくは ぼくじゃないみたい」な体験を、鮮やかに描き切った傑作。