童話屋

数学者の森毅さんが考えて文を書き、それを安野さんが絵本にしました。
テーマは「順列と組合わせ」です。

順列と組合わせが絵本になるなんて信じられません!世界中、さがしてもそんな絵本はないはず。
でも森さんにかかると、あらゆる現象が絵本のタネになるのです。なにせ彼の著書のタイトルを見てみると、こうです。
「チャランポラン数学のすすめ」「学校ファシズムを蹴っとばせ」「まちがったっていいじゃないか」

さて、本書「3びきのこぶた」は、というと・・・。

「おおかみのソクラテスは、哲学者です。
 哲学者というのは、なんでもゆっくりとことんまで考える人のことです。」
おおかみのソクラテスは、3びきのこぶたを狙っています。
でもこぶたの家は5軒もあります。いったいどの家にいるのでしょう?
ここかもしれないし、あそこかもしれないし、・・・ああたいへん、かえるのピタゴラスくんにも手伝ってもらいましょう。

皆さんもぜひ、この知恵くらべにご参加を! ゆっくり読んで、考えてください。
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